配属当初はサーバの評価作業を実施しました。評価作業は決められたチェック項目を消化する検査作業だけではなく、作業に必要な環境を構築するためのネットワーク構築、ストレージ接続などの技術が求められます。私は物覚えが良くはなかったので、3回までは同じ物事の質問をさせてほしいと宣言し、理解できるまで先輩社員に繰り返し聞きました。

　評価作業について一通り習得したため、より難度の高い作業に従事しました。それまでは指示された作業をこなすだけでしたが、必要な評価観点を考え、自ら計画、検討する作業に従事しました。当時は立案した評価作業についてのレビュー作業があり、作業１つ１つに対して聞き手が理解しやすい内容と根拠の説明に最も苦労しました。

　仮想化ソフトのサーバ認証取得作業、エンドユーザー向けカスタムインストーラの作成業務を担当することになりました。実際に世にリリースされ、様々な人が使用する製品となるため、製品不具合が発生しないよう、仕様の検討、入念なチェック作業など緊張感を持って業務に従事しています。またこのころより仮想化技術に関する社内教育の講師も務めるようになりました。

　9年間従事した仮想化ソフトのサーバ認証取得作業やエンドユーザー向けのカスタムインストーラの作成業務の業務より仮想化技術を用いた設計構築案件の業務に異動しました。

　設計構築を1年実施し、その後現在も従事している運用業務を開始しました。